白髪染めのこと

白髪を染める方法についてのまとめ

白髪染めの種類とダメージ|美容院の活用法について

年齢を重ねるにしたがって気になってくる老化。プラセンタなどのエイジングケア成分が注目されていることを考えると、その悩みは一部ではなく多くの人に共通していると言えるのではないでしょうか。 老けて見られないことを望むのであれば、老けて見える原因を特定すればおのずと解決策はわかってくるわけですが、髪の毛の老化ということで言うならば、白髪は大きな問題になると思います。 白髪があること自体は健康に大きな問題を及ぼすわけではありません。単純に見た目の問題です。ただ、色々な統計を見てみても白髪があることを気にしている人は多い模様。特に女性の場合には、半数以上が気にしているというアンケート結果も目にする機会が多いです。 そんな白髪の対策として普及しているのが白髪染め。ドラッグストアで簡単に手に入れることができますし、最近は美容院でもちょっと凝った白髪染めをすることが可能になっています。白髪染め…ではなく、グレイカラーなんておしゃれな言い方をしている点もグッド。 そんな白髪染めですが、残念なことに染めることで大なり小なり髪へのダメージを覚悟しなければなりません。なので、自分の白髪の量や年齢にあった染め方をすることが大切になります。 美容院と市販の白髪染めの違いはもちろんのこと、それぞれの方法で白髪染めをするとしても方法は一つではありません。白髪染めの種類はもちろんのこと、実際の染め方にも気を遣いたいところです。

白髪染めの種類①|永久染毛剤

白髪染めの中でも最も髪にダメージを与えてしまうのが永久染毛剤と呼ばれるもの。市販の白髪染めの場合には2つの薬剤に分かれていることが多いです(もしくは、2つが自動的に混ざるような仕組みになっている)。 この白髪染めは、薬剤を髪の内部まで浸透させることが特徴。そのため、髪へのダメージが大きくなってしまうわけですが、その分色持ちも良くなります。染める頻度でいうならば、そこそこ長持ちするので1回の白髪染めでしっかりと染めたい人にピッタリ。

白髪染めの種類②|半永久染毛剤

前述した永久染毛剤と違い、髪の表面だけを染める仕組みでできているのが半永久染毛剤。最近人気が出てきているヘアカラートリートメントもこれにあたります。 この手の白髪染めは薬剤を使用することなく、髪の外側だけに色をつけるイメージ。なので、色持ちはそれほどよくありません。しっかりと白髪を隠したいのであれば、そこそこの頻度で白髪を染める必要があるわけです。 ちょっと面倒だと思ってしまうかもしれません。しかし、この手の白髪染めは染めること自体に手間があまりかからないということと、ツンとした臭いがないので気楽に染めることができるのが特徴。

どっちの白髪染めが良いの?

永久染毛剤と半永久染毛剤…どちらが良いかは個人の好みによるところが大きいです。ただ、髪のダメージのことを考えるとやっぱり半永久染毛剤に分があるといったところ。 白髪を染める場合、どちらの白髪染めを使うにしても白髪だけではなく髪の毛全体を染めることになります。白髪が目立つと言っても、全体の髪の量からするとごくわずか。本当は染める必要のない黒髪にまで染料をつけなければならないのが白髪染めのやっかいなところなのです。 つまり、白髪の量があまりないのに永久染毛剤をつけるのはちょっともったいない感じ。白髪の染め上がりばかりをきにしてしまいがちですが、将来的な髪の毛のことも考えて白髪染めを選ぶ必要があります。

白髪染め|美容院のメリット

予約をとったり時間やお金がかかったりと、何かとマイナスなイメージを持ってしまう美容院ですが、白髪染めの技術はやっぱりピカイチ。 美容院で白髪染めをする場合、前述したデメリットの影響で「白髪が増えてきたら美容院」みたいな印象を持ってしまうかもしれません。白髪が少ないのに時間とお金をかけて白髪を染めてもらうのは勿体無い気がしてしまいますからね。 しかし、これが大間違いだったりします。白髪の少ない時にもメリットを発揮してくれる美容院もあります。まぁ、簡単に思いつくところで言うとリタッチですが、もっと凝ったサービスを展開している美容院も。 例えば、白髪の目立つところだけ白髪染め(永久染毛剤)を使い、その他のところは半永久染毛剤を使う店舗ですね。もちろん、プロの美容師さんがやるので薬の刺激なども市販の白髪染めよりも弱かったりします。 美容院で染める場合、ただムラなく染めてくれるだけではなく、おしゃれにも気を遣った染め方をしてくれるので安心。当然ながらカットもしてくれるのでトータルの髪型コーディネートにもってこい。 特に、白髪染めが初めてという場合には最初に美容院で相談してみるというのも一つの方法だと思います。

色々な白髪染めと白髪を染めるかどうかの選択肢について

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白髪を目立たせなくするために、多くの人がやることが白髪染め。
ただ、この白髪染め、髪の毛を傷めてしまうことで有名です。染めた直後は、染料で白髪が隠れているので、白髪が目立つことはなくなりますが、時間が経てば、再び白髪が見えてしまいます。

そして、それを繰り返していると、だんだん髪の毛がパサついてきたり、細くなったりとダメージが気になり始めます。そうなってしまうと、できることがなくなるので、悩みが大きくなるばかり。髪を染める習慣をつける前に、その後のことについて考えておくことも必要なのかもしれません。

白髪染めのリスクとその理由

白髪染めにリスクがあるとは言っても、その種類は色々あります。一番危険と言われているのは、ドラッグストアなどに売っている2剤式の白髪染めです。実際に使えば、そのダメージの大きさは実感するところではないでしょうか。自宅で簡単に白髪染めができるような時代ですが、白髪のケアまではなかなか上手くできないのが現状です。

2剤式の白髪染めを使ってから、髪の毛を乾かしてみると、髪の毛の潤いが抜けているような印象を受けてしまいます。ドライヤーで乾かすときも、髪の毛が弱々しくなった感じがして失敗。そんな風に感じる理由は、白髪染めの染料が強力だからです。

具体的には、メラニン色素を脱色して、染めたい色(ブラックやブラウンなど)を髪の毛に入れていくということになります。この脱色剤が危険で過酸化水素と言われているものです。消毒液や漂白剤などにも使われているもの。もちろん、白髪染めに配合されているものは、安全に使えるように調整されてはいますが、髪のダメージにまで配慮されているとは言えないと思います。

市販で売られている2剤式の白髪染めは、しっかりと色が入ります。なので、手っ取り早いという点でいうならばNo1。ついつい、1回くらいならいっか…ということで使ってしまい、それが続く…ということにもなりかねません。

美容院でも、同じ2剤式の白髪染めを使っているところが多いですが、絶妙な技術で髪へのダメージをカバーしてくれたりするので、同じ2剤式の白髪染めでも、美容院で染めてもらうほうが良いのかもしれません。

美容院を使いこなしてキレイな髪を維持

白髪を染めるならば、美容院の方が良いのでは…なんて言ったものの、美容院ならどこでもいいというわけではないと思います。その理由は、多くの美容院でいまだに2剤式の白髪染めを使っているところが多いからです。もちろん、美容師さんは髪を切る・染めることについてはプロですが、髪の毛に刺激の強い薬剤をつけることに変わりはありません。

なので、使う薬剤にもこだわっている美容院を利用するのが良いのではないかと思います。ただ、白髪を染めてくれるサービスを提供している美容院もありますが、施術をする前に相談に乗ってくれる美容院もあります。近所にあればという条件付きではありますが、そのような美容院を選んで白髪を染めたほうが安心です。

また、白髪染めはどうしても時間が経つことによって色が落ちてくるもの。リタッチを安くしてくれたり、ダメージを避けるためにヘッドスパがセットになっている美容院だったり…。探してみると案外お手頃サービスを提供しているお店は多いです。

白髪というのは、伸びてきた部分が目立つのが心配…。せっかく美容院で染めても時間が経つと、白髪が見えてせっかく染めたのが台無しになってしまいがち。そういうデメリットがあるので、セルフカラーを選択する人も多いと思うのですが、定期的にリーズナブルに通える美容院があれば、本来受けるはずだった白髪へのダメージも避けることができるようになります。



白髪よりも気にすべきこと|グレーヘアも素敵かも

白髪に悩む人がたくさんいると言われている昨今、その白髪を染めるためのアイテムもたくさん見つけることができるようになりました。ただ、どれも万能製品と言えるわけではなく、一長一短あるのが特徴。自分に合ったアイテムを選ぶ必要がありますし、大小はあれど髪へのダメージは覚悟しなければいけない状況です。

そもそも、なぜ白髪が気になるのか…。
白髪があることで病気になりやすいわけでもなく、健康を害するわけでもありません。にもかかわらず、嫌がる理由は世間体ではないかと思います。「若白髪」という症状を除けば、白髪が出てくるのは、ある程度年齢を重ねてから。

個人差はありますが、30代・40代で白髪が出てきて悩むという人が多いと言われています。つまり、白髪=老いてきたというイメージが定着していると言えるわけです。なので、それを隠したい。そんな理由で白髪を染める習慣が出てきたのではないでしょうか。

とは言え、白髪を染めることが必ずしも正しいとは限りません。前途のように、ノーダメージで白髪を染めるのは難しいからです。そう言ったこともあって、最近ではグレーヘアーを楽しんでいる人も増えていると言います。考えてみると、黒い髪から白髪になるというのは日本人の話。欧米の人の中には、金髪やアッシュなど元々の髪の毛が黒ではない人もいるわけで…。

白い髪(黒色ではない髪)が老いているというわけではありません。白髪=老いたというのは勝手に作られたイメージのようなものです。そんなイメージに振り回されて、悩みを大きくするのは意味がありません。白髪の量にもよりますが、白髪を無理に染めて髪を傷めるよりも、グレーヘアーに挑戦してみるのも良いのかもしれません。

ケアのことを考えることなく白髪を染め続けていると、髪が傷むだけではなく、やがて抜け毛や薄毛につながる可能性もあります。それならば、白髪があってもキレイな髪を目指すという選択肢の方が良いのかも。もちろん、個人の好みになりますが、グレーヘアーを選択する人も増えるのではないか…なんて思っています。


白髪染めとしてのヘナ|染まり具合も多種多様

白髪染めにも色々あって、その中でも髪にダメージを与えにくいものは特に人気が高いように感じます。代表的なものでいうならばヘナです。人によっては合わなかったり、染まり具合が気に入らないという人もいるのですが、一口にヘナといっても色々な商品があるので、諦めるのは早いのかも。

粉末状で売られていて、それを溶かして使うので、多少面倒ではありますが、自分の理想のヘナ白髪染めを見つけることができたら、もうほかの白髪染めは使えないというほどお気に入りになるかも。

一般的な白髪染めには、ブラックやブラウンなど色の違いがあります。一方、ヘナ白髪染めは「ヘナであること!!」が全面にアピールされて、肝心の色については、あまり気にされない傾向があるような気がします。ただ、ヘナ白髪染めを製造する方からすれば、その配合比率には気を遣っているようで…。それに加えて、よく染まるように日々研究開発が行われているようです。

日本産のヘナで安心白髪染め

ヘナと言えば、外国産というイメージが強いですが、日本で製造されているものもあります。それが沖縄…琉球ヘナを使った白髪染めです。白髪色良授という商品。ヘナと一言で言っても、使うものによって染まる色に違いがあるとのこと。

前途の琉球ヘナでいうならば、オレンジっぽい色に染まってしまうそうです。そのため、商品化するために琉球藍を混ぜて、白髪染めとして良い色に染まるように研究が進められていたようです。白髪染めとして使う場合、ヘナから粉末状に加工するわけですが、この段階で蒸すという工程を入れることによって、色素の元を高濃度で残すことができたのだとか…。

日本で製造されているということも何となく安心できるポイント。そして防腐剤を使っていないのもいいです♪
ただ、防腐剤不使用なので冷凍されて届けられるのだとか。何もかもが変わった白髪染めと言えますが、今までにヘナ白髪染めをやってみて「いまいち」という印象を持っている人でも、再度挑戦してみる価値があるのかもしれません。

白髪を染め始めるタイミングについて|髪のダメージと見た目の葛藤

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白髪が出てきた時って結構ショック。 そして、その対処に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

白髪なんて染めてしまえばいい… そう言ってしまえば、終わる問題ではあるのですが、なかなかどうして…初めての白髪染めは色々と悩むことが多いと思います。その理由は、白髪を染めることによって、その場は何とかなっても「その後どうするの?」という問題が残るからです。

特に、初めての白髪の場合、一気に100本増えるわけではなく、ちらほらと所々に白い髪の毛が見える程度のものです。そのために、髪の毛全体を染めるのは躊躇してしまうもの。とは言え、そのまま放置してても目立つだけだし、抜くと白髪が増えるなんて言われるし…。切っても短くなった白髪だけピンと立ってしまい目立つという結果にもなりかません。

白髪を染めるタイミングは気になり始めたら

白髪を発見したときのモヤモヤした気持ちを抱えている場合、「気になり始めたら染める」というスタンスが一番だと思います。白髪が数本あっても、そんなに気にならないのであれば、染める必要はないですし、1本でも気になるのであれば染めた方が良いということです。

その理由は、気になる=ストレスになるから。白髪が出てくる原因ははっきりと解明されていませんが、ストレスや生活の中での色々な負担が原因の1つという説もあります(しかも、かなり有力)

なので、白髪が気になっているのに染めない状況が続くのは、白髪が増える原因をつくっていることと同じ…と考えることもできるわけです。白髪のある一部のために全部を染めるの?と思うかもしれませんが、部分的に染めることも可能ですし、方法は色々あります。こんな時は、やっぱり美容師さんに相談するのが一番。もちろん、行きつけの美容師さんがいる場合に限りますが…。

まぁ、今はダメージの少ないヘアマニュキュア系の白髪染めも増えているので、染めること=髪への大ダメージということではありません。白髪が増えてくるのは30代を過ぎたあたり。年齢的にも見た目が気になる時期なので、お手入れをすることに臆病になる必要はないと思います。

白髪染めを美容院でするかどうか迷う人も多いみたいですが、美容院でするかどうか…というよりも、しっかりとケアしてくれる美容院が近くにあるかを基準にして決めたほうが良いと思います。美容院によって、オシャレ染め・白髪染めのメニューは全く違いますし…。

髪へのダメージが少ない白髪染めの条件

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白髪染めという言葉の響きが嫌いな人って結構多いんじゃないかと思います。それは、白髪が出てきたら行うものであり、若さを失っているというイメージに結びつくからではないでしょうか。

そして、白髪を染める=髪に何らかのダメージを与えるというイメージも定着していると思います。髪の毛は黒だったり、ブラウンなんだけど、明らかに髪の毛が傷んでる人って結構みかけますよね。(そして、生え際だけ白髪が見えている…みたいな)

そんな要因も相まって、白髪染め=おばさんがするものというイメージにつながっているのだと思います。ただ、昨今の白髪染めを見てみると、髪へのダメージに配慮された商品がたくさん出てきています。「髪に優しい」とか「キレイに染め上げます!!」とか、そんな抽象的なことは、どの白髪染めでも謳われていることなので、本当に髪に良い白髪染めを見つける手助けにはなりません。白髪染めのダメージを判断する材料…それはやっぱり「何が使われているか」ということなんです。

髪へのダメージ=薬剤で判断

何分放置するとか、どのくらいの日数を空けるとか…白髪染めの活用方法は色々ありますが、やっぱり大切なのは薬剤。結局のところ、白髪染めなんて薬剤を髪の毛に付けるだけ。後は、塗布した薬剤が勝手に作用するようにできているわけです。そんな白髪染めの薬剤ですが、白髪染めの種類によって使われている薬剤も異なります。

1つは一般的な白髪染めの薬剤。酸化染料とアルカリ剤+酸化剤によって構成されています。ボトルをプッシュすると、2種類の薬剤が混ざった状態で出てくる白髪染めってありますよね。これは、アルカリ剤によって髪のキューティクルを分解して、髪を染まりやすくする特徴があります。

キューティクルは、髪質を保つのに重要な役割を果たしますが、それを分解するということは、髪の健康にはプラスにならないということです。白髪染めが髪に良くないと言われる所以はここにあります。なので、決してオススメ…とは言えません。

髪へのダメージが少ない染料

「白髪染め=髪へのダメージ大」というイメージが先行する中で、期待されているのがHC染料や塩基性染料です。これらは、最近人気が出ているカラートリートメントにも使われており、キューティクルを破壊することなく、白髪を染めることができると言われています。

なので、白髪を染めることによって髪のトラブルが起こる可能性も低くなるというわけで、安心して使うことができるわけです。ただ、デメリットもあって、色持ちがあまり良くありません。なので、白髪を頻繁に染めなければならなくなるのがちょっと面倒。この辺りのことについては、髪のダメージを取るか、染める回数を優先するかで決めると良いと思います。

ただ、最近の傾向では、髪へのダメージが少ないことを優先する傾向が強いような気がします。クチナシやヘナを始めとする植物性の染料が使われた白髪染めが増えていますし、「良く染まる」というよりも「ダメージが少ない」と謳われた白髪染めの方が人気があるような…。いずれにしても、使う白髪染めによって、染まり方や活用方法は変わってくるので、しっかりと把握して自分好みの白髪染めを見つけることが大切です。

美容院での白髪染めってそんなに悪くない

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白髪を染める時の選択肢として、最初に迷うのは自分で染めるのか美容院に行って白髪を染めてもらうのか…ということです。自分で染めるのであれば、そこからどんな白髪染めを使うかを色々悩んで決めることになり、美容院で染める場合は、予約を取る…こんな感じです。

それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが良いかは人によって違うと思います。自分で染める場合には、仕上がりの問題が出てきますし、美容院の場合には、手間や時間の問題になってきます。また、美容院の場合には頻繁に染めることになると通うのが面倒になるので、なかなか実践できないという問題が出てくるのではないかと思います。ササッと終わらせることができれば、美容院でやった方が仕上がりも確かなものになるのですが…。

どんなにキレイに白髪を染めるとしても、新しく伸びてきた髪の部分は白色です。なので、白髪を隠そうと美容院で染めてもらう場合には、白髪の部分染めが難しいということになります(時間と手間の問題で…)

そう考えると、やっぱり美容院は…という結論になってしまうのですが、部分染めを上手くしてくれる美容院を見つけることができれば、問題は解決するかもしれません。また、美容院で染める場合には、最低限のケアをしてくれるとはいえ、その回数が増えると髪へのダメージも気になります。ドラッグストアで売っている白髪染めなんかよりは、はるかにダメージは少ないですが、それでもやっぱり髪の内部まで染めることになるので、心配というケースもあると思います。

美容院でもトリートメントカラー

美容院で、髪へのダメージをより少なくしたい場合にオススメなのが、カラートリートメントを活用しているお店。同じ「染める」という行為でも、通常の白髪染めと、カラートリートメントではやっぱり違うみたいです。※白髪の方が本格的、カラートリートメントの場合は、髪の表面だけを染めるマニュキュアみたいな感じです。

自宅で、ダメージの少ないカラートリートメントがありますが、あれを美容院でやってもらうイメージ。プロにやってもらうわけですから、やっぱり仕上がりには期待してしまいますよね。ただ、そうなると「白髪が目立っちゃうんじゃない?」と思ってしまうかもしれません。

重要なのは部分的に使う染料を変えてもらうということです。白髪が目立つ部分はやっぱり生え際やフロント部分。そこは白髪染めでしっかりと染めてもらって、ダメージが気になる(パサパサになると目立ちやすい)毛先はカラートリートメントを使ってもらう。実際に、このようなサービスをしている美容院もあるみたいです。もちろん、「え?そんなの無理っす」という美容院もあると思うのですが…。

美容院でも部分染め

白髪染めをしたばかりの頃は、何も問題はありません。そこから数週間した時の判断が難しい。生え際は白くなってきますし、頻繁に鏡で見ることになるフロント部分も、気になる箇所がポツリポツリと出てくる頃です。

美容院で部分的な白髪染めをしてもらう場合に、対応してもらうのはまさにココ。生え際とフロント部分でTゾーンなんて呼んでいるお店もあるみたいですね。通常の白髪染めと比較しても、それほど時間がかかるわけではないので、ササッと染めてもらって白髪の目立たない髪の毛をキープすることが可能です。

美容院というと、白髪を染めるか染めないか…みたいなところがありますよね。染めるなら全部ガッツリ染める(なので、お金も時間もかかってしまう)。ただ、客のニーズに合わせて、白髪の染め方にもこだわっている美容院もあるので、そういうお店を探してみると、解決のきっかけになるかもしれません。しかも、そういったお店の場合、美容師さんの腕にも期待が持てるので◎。

「部分染めも言われればやりますよ」という美容院ではなく、あらかじめメニューとしておすすめしている美容院が良いのではないかと個人的には思うわけです。